研究助成金伝達式の様子
優れた研究に助成金
令和元年度の研究助成伝達式を6月23日(日)、静岡県職員会館で開いた。
助成対象に選ばれた研究計画を寄せた小中高校生や教員に認定書と研究費を贈った。
県内の生徒や教員から75件の応募があり、そのうちから41件を対象に認定した。研究費の助成金額は合計で3,049,000円。
認定式で当振興会の安倍徹代表理事は「昨年山﨑賞を受賞した研究が世界大会での発表で評価されたこと、想像力が仮説や実験方法の工夫に役立つとして『研究で豊かな想像力を培ってほしい』とあいさつした。
また、鈴木真人選考委員長(静岡県立磐田北高等学校長)は「年々選考が難しくなってきた点や2年ぶりに小学生の応募があり、子供ならではの視点に驚いた点を話され、あらたな発見に期待している。」と受賞者にエールを送った。
助成対象を代表して、小学生部門で、「イモリの再生能力を探る」をテーマに静岡市立西豊田小学校5年瀧昌宏君、高校生部門で「自然界からの有用酵母分離とパンへの応用」をテーマに静岡県立榛原高等学校2年落合天真君、池谷泰芽君、後藤巽君、河原崎広人君、清水詩音莉君のぞれぞれが計画の概要を発表した。
また、来賓として木苗直秀県教育長の代理として見えられた、鈴木一吉県教育委員会教育部長からご祝辞をいただいた。
なお、これらの研究成果は年末に募集する「山﨑賞」の応募対象となる。こちらでも成果を大いに期待したい。