山﨑賞授賞式の様子
安倍徹代表理事は「山﨑賞授賞式」に集まった児童生徒、教員、保護者に対し、私たち人間は、これまで地球から様々なたくさんの恵みをいただき生存して来たことと、一方で能登半島地震をはじめ多くの自然災害にも遭遇し、その苦難を乗り越えようとする強い意思と乗り越えてきた歴史について語り、「私たち人間の営みが地球に多くの影響も及ぼし、『人新世』と呼ばれるように、その影響が無視できない時代を迎えていること。地球が人間へ、人間が地球へという相互のかかわりの中で、人間と地球とが共存していく道を考えていかなければならない難しい時代へと変化していること」を伝えた。
また、そのためには、あらゆる人間の知恵を総動員して、この難問に向き合って、これまで培った科学的に探究する力を中心に据えながら、多面的・多角的に、長期的な視点に立って物事・現象をとらえ、人間と地球とが共存していける在り方を問い続けていってほしいと語った。
